商品ラベルをご注文頂いているお客様から「手貼り作業なので大変で」というご相談がありました。
業種
酒造会社
事業内容
日本酒、焼酎製造、販売
商品ラベルをご注文頂いているお客様から「手貼り作業なので大変で」というご相談がありました。
プライベート製品のビンに商品ラベルを貼る作業を手貼りで行っているとのこと。
お客様は、ラベラー(ラベルを貼る機械)のような自動貼りが出来ない状況で、目見当で貼る作業を行っているとのこと。
作業に慣れるまで時間もかかる上、慣れても貼り損ないはあり、剥がすのも手間で失敗した分、ラベルが無駄になってしまいます。瓶は円筒なのでまっすぐに貼っているつもりでも、貼り終わると若干斜めになっていたり、「このくらいなら大丈夫」と思っても、陳列してみるとばらつきが目立つなど、せっかく良いデザインのラベルも見栄えが悪くなってしまうというマイナスも生じます。
商品の顔でもある大事なラベル。なんとか良い方法はないかと宿題として持ち帰りました。
悩みに悩み、ご提案したのが「瓶の底を起点としたラベル」を作ること。
瓶の底部位置をゼロセンチと考え、そこから立ち上がって何センチ上にラベルを貼るのかを確認。
瓶底部からラベルを貼るまでの距離を糊面が無いシールの台紙(セパレーター)だけにして、ラベル1枚1枚をカットした状態にすることで貼る位置を定められるようにしました。
さらに、シールの台紙には、2本のスリットを施すことで先に中央部分のみを貼り付けられるようにし、左右は後から別々に剥がせるようにしました。
・シール加工の知識があるからこそできる工夫がある
・作業効率をアップ
・手貼りにありがちな貼り損ないが激減
商品ラベルの手貼り作業は、そう少ない話ではありません。
小さな瓶であれば、楽に貼れていたラベルも、瓶の大きさや形が変われば手貼りだと、どうしても目見当での作業になるため斜めになってしまったり、空気が入ってしまうなど、貼り損ないはどうしても起こります。
ですが、今回のように台紙に一工夫することで、時間とラベル2つのロスを軽減させられました。
これは、ご相談があってこそできた解決です。
お客様からは、「ロスも減り、作業効率が上がったよ」と、とても喜んで頂けました。
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