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三方よし通信

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食中毒ニュース
実際に起こった食中毒の事例をお届けします。

埼玉県八潮市で6月下旬、給食を食べた市内の小中学生と教師ら3453人が下痢や腹痛等の症状を訴える食中毒が発生しました。調査したところ、患者の検体と、給食で提供された【海藻サラダ】から病原性大腸菌【O7】が検出されました。
県食品安全課によると、給食が提供される前日、海藻サラダの原料の海藻ミックスと乾燥わかめを水戻しした際に加熱処理をしていなかったことが判明しました。
他にも野菜を使用していましたが全て加熱処理されていたため、消去法で水戻しされた海藻に嫌疑がかかったようです。

文部科学省の「学校給食衛生管理基準」P.7には、「給食の食品は、原則として、前日調理を行わず、全てその日に学校給食調理場で調理し、生で食用する野菜類、果実類等を除き、加熱処理したものを給食すること。」としています。

丸信HPでも「食品衛生.COM」を掲載しております。是非ご参考ください。


  (記事:西村)

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