仕事の流れ
営業
お得意様のご要望を聞き出すだけでなく潜在的なニーズを引き出すためには、営業の高度で細やかなコミュニケーション能力が求められます。
毎日足しげくお客様の元に通い続けるのは丸信営業マンのモットー。普段の何気ないお得意様との会話の中から、次のヒット商品を生み出すヒントを探るのです。

そんなやり取りの中から発生する課題は、実に多様にわたります。
「新商品を考えている。」「新商品は出来たけど売り方がわからない。」「商品には自信あるけど売り上げがイマイチ。」 「バイヤーから売り場の提案してほしいと言われている。」「自社の技術を活かした新たな商品を開発したい。」「デザインをリニューアルしたい。」
などなど。
さあ、そんな時こそ丸信営業マンの腕の見せどころです。
企画・クリエイティブ
お得意様から頂いた課題を早速自社に持ち帰り、スタッフ会議。ここでは担当営業の上司、社内のクリエイティブ・ディレクターやチーフデザイナーが参加します。お得意先の業界情報や動向を調べ、商品特性やターゲット、売り場等を勘案し、適切な戦略案を検討します。
具体的な提案方針が固まったら作業開始。社内のクリエイティブスタッフがそれぞれに売り場を調査したり、資料収集等を行います。
課題解決のためのコンセプトを立案し、それに従って様々な可能性を模索し、商品やメーカーのブランド構築、ネーミング考案から商品特長のキャッチコピー作成、商品形態の試作や最適な材質の検討からデザインの作成、撮影などを行います。

そうして出来上がった企画内容をお得意様にプレゼンテーション。
細かい部分をすりあわせながら、お得意様のご要望に可能な限り近づけていきます。もちろん製品納品後のアフターケアも忘れません。お得意様とともに効果検証を行い、反省点は次回の課題とします。
工場
幾度かのやり取りを通じてお得意様からご了解いただいた印刷原稿を工場に入稿します。 現場の窓口として生産管理部門が原稿データを受領し、製版工程につなぎます。

自社の印刷機に最適なカラープロファイル等の調整などを経て、刷版します。色校正でご確認いただいて校了。さあ、本印刷です。

印刷物が刷り上がると型を抜くトムソン~製函という工程を経てお得意様の元へ出荷します。
品質管理

丸信の品質を管理する、つまり製品のクォリティを保つために重要な部署と言えるのがこの品質管理課です。
印刷工程における様々な問題を未然に防ぎ、製品となった印刷物に愛情を持って検品を行い、お得意様ひいては一般の消費者にお届けする責任を担っています。
品質が伴う製品をお届けすることがまず最初で最大の基本原則。その上で私達の様々な付加価値が生きてくるものと信じています。営業がお客様の信頼を得るための「攻め」の部門であるならば、品質管理はお得意様の信頼を損なわないための「守り」の部門と言えます。
管理部門
仕入れなどのお取引先やお得意様からの支出入の管理を始め、従業員の勤怠状況や福利厚生など一括で管理するスタッフ部門。本社と各営業所に配属され、営業や工員を陰ながら支える縁の下の力持ち。
彼女達の笑顔に見送られ、今日も丸信の営業マンは全力でお得意様の元に駆けていくのであります。