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工場部門

きっかけは単純なものだった。実家の近くにある会社で業績が伸びていて安定しているらしい。 そんな噂を聞いてから丸信の門を叩いた。配属は工場だった。目の前にそびえる大きな印刷機。先輩から教わる大量のレクチャーが片方の耳から入ってもう片方から出て行く。「こんな大変な仕事だとは思わなかった」正直、印刷なんてのはただの流れ作業だと鼻をくくっていた。 日々流れてくる仕事は毎日変化に富み、内容に応じて対策を講じなければならない。もがき苦しむ日々が続いた。

ある日、両親を伴って休日の買い物に出かけた。地元の大手スーパー。 その時、売り場の一角に自分が印刷オペレーションを手がけた商品が棚に並んでいるのを発見した。 全身の鳥肌が立つ瞬間だった。思わず、「これ、俺が印刷したんだよ」と興奮しながら自慢していた。 そしてその時、自分のことのように喜び、その商品をいくつも買ってくれた両親の顔はいまだに忘れることが出来ない。

自分の仕事に誇りが持てた瞬間

その日以来、仕事が俄然楽しくなった。考えてみると、周りには上司をはじめ、怒ったり笑ったりの喜怒哀楽がすごく激しい個性的なメンツが揃っているが、自分が言いたいことは全て受け止めてくれる、懐の深い人たちに囲まれていたことに気付く。 「丸信って部署間の交流が活発で、会社全体が仲いいっていう雰囲気なんですよ。上司たちも真剣に話を聞いてくれるし。」 仕事の難しさに悩んだりもしたが、逆に言えば仕事だけに集中が出来る環境があった幸運に気付いたと彼は言う。 「今はもう、困難を乗り越えるたびに自分に力がつくって思ったら、楽しくて仕方ないっすね。毎日が勉強してるって実感。頑張ったら頑張った分だけ、印刷品質として目に見える結果が出るわけだから。だから、印刷納品した後にお客さんが喜んでたって営業から聞く時が何とも言えない最高の瞬間ですよね。」

休日はバイクで風を切り、ウィンターシーズンにはスノボーで汗を流す。元来スポーツマンな彼は、仕事の充実感と共に真に豊かな人生を送っている。

先輩からのアドバイス

率直にいい会社だと思う。厳しいと言われる印刷会社の中でも元気があって着実に成長しているのは、やっぱり従業員みんなの真面目さや誠意といったものが製品に現れているからじゃないかな。自分みたいに職人的なプロを目指すのだったら最高の環境ですね。

印刷技能士検定証明書

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