株式会社丸信

三方よし通信

三方よし通信

【社長コラム】治に居て乱を忘れず

今日は3月11日(執筆時点) で、東日本大震災から11年経ちました。11年前は鹿児島に出張していて、鹿児島のホテルのテレビで驚愕の惨状を知り、しばらく茫然とテレビを眺めたのを覚えています。

東北地区の皆様はこれまで語りつくせぬ辛い日々を過ごされたことと思います。原発の問題もあり、その爪痕は今も残っています。

そして今回のロシアのウクライナ侵攻。多くの専門家が「流石にないだろう」と予測していた中、 実行されました。お亡くなりになられたウクライナの兵士や市民の皆様には心より哀悼の意を表します。早期に平和が戻ることを祈るのみです。

こうなると企業経営どころではありません。すべてが無となります。

幸いにして我が国の平和は今のところ保たれていますが、ロシア、北朝鮮、中国などの予測不能なリーダーに率いられた全体主義の国と国境を接する我が国は常に大きなリスクと隣り合わせです。もしも我が国に対する侵攻があれば、ウクライナのようになるのだろうかと、そんな目で報道を観ています。火災保険も戦争や紛争の場合は免責となります。つまり、すべてを失うことになります。復興は容易ではないでしょう。

どんな備えができるのだろうか?製造拠点の分散、外貨、金 (きん)、地下シェルター? 政治(国防)にも無関心という訳にはまいりません。これに加えて水害や地震などの自然災害も、いつか必ず来るものと覚悟し備えなければなりません。こんな事を今朝は考えておりました。

世界が平和でありますように。