三方よし通信

三方よし通信

【社長コラム】「うちの会社には無理」は過去の話。DX化に奮闘中

昨今「AI」や「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉が盛んに叫ばれていますが、「大企業の話だろう」「ITはよく分からない」と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

実は、偉そうなことを申しております私自身も、日々DXの挑戦の真っ最中です。例えば最近、これまで情報収集や文章作成の補助に使っていたAIを「ChatGPT」から、Googleの「Gemini」に切り替えてみました。なぜなら、普段の業務で使っているGmailやGoogleカレンダーと連携させることで、もっと効率的に仕事が進められないかと考えたからです。

最初は慣れないこともありましたが、今ではメールの下書き作成や情報収集、スケジュール管理にかかる時間が目に見えて短縮され、自身の生産性が上がったと実感しています。全社的に導入すれば、とてつもない改善ができそうだと気づきました。ZOOMやエクセル、ワード、パワポも全部止めて、Googleアプリだけで業務をできないか真剣に考え始めました。
一方で社員さんも様々なAIのフリープランを使って業務に取り組んでくれてます。商談の文字起こし、プレゼン資料作成などです。現在プロジェクトチームでどのAIを採用して何に取り組むかなど検討してもらっています。NotebookLMなどを使った若手営業向けのチャットボット開発を検討してもらっているようです。これにより業務知識が不十分な若手が、不明な点を何度でもいつでも聞いて回答してもらえるようになります。

社員の成長が早まったり、空いた時間でお客様にお役に立てるアイデアを考えたり、未来の事業について思索を深めたりと、より創造的な仕事に取り組めるになるといいなと考えています。

「いつもの業務を、少し便利にするにはどうすれば良いか?」という、ほんの小さな問いと試行錯誤から始まるのかもしれません。

深刻化する人手不足、先の見えない原材料価格の高騰。私たち中小企業を取り巻く環境は厳しいですが、このような時代だからこそ、身近なところからのDXが未来を拓く鍵になると、思えるようになってきました。何も高価なシステムなど入れなくてもGoogleの機能を今より詳しく知るだけで解決することもありそうです。

「そうは言っても、初期投資が…」というお声も聞こえてきそうです。ご安心ください。どんどん安価で高機能なものが利用できるように急激に変化しています。

さらに「IT導入補助金」などを活用すれば、ソフトウェアの導入費用やパソコン、タブレットといったハードウェアの購入費用の一部が補助されます。こうした制度を賢く利用すれば、最小限の負担で未来への大きな一歩を踏み出すことが可能です。

私自身の小さな挑戦も、工場の大きな変革も、始まりは同じです。それは、「もっと良くしたい」という想いと、最初の一歩を踏み出すかどうかなのかも知れません。その小さな成功体験の積み重ねが、やがて工場全体を、そして会社の未来を大きく変える力となるのではないかと思うようになりました。

まだまだ稚拙でノウハウをシェアできるレベルにはありませんが、生成AIの登場は若手サラリーマンだった頃にインターネットが登場した以来の大きな変化だと感じています。皆様と共に考え、汗をかき、未来を切り拓いていきたい想いで一杯です。