株式会社丸信

三方よし通信

三方よし通信

【社長コラム】BtoB・BtoC両面でお客様の売上増に貢献します

新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は大変お世話になりました。本年も旧倍のご厚情、ご支援を賜りたく伏してお願い申し上げます。

さて、昨年はコロナ禍一色の一年となりました。お客様の業種業態によりましては、経済的影響甚大でお掛けする言葉も見当たりません。我々も無力さを思い知らされました。

これを執筆時点(12月15日)では感染者は増えつづけており、とうとう、GoToトラベルキャンペーンが一旦中止にという状況です。欧米ではワクチン接種が始まりました。日本では春頃からの接種と言われています。

既に大勢が亡くなり、死亡率の高い欧米ではワクチンそのもののリスクよりコロナの感染リスクが高いと思われ、接種率は高いかもしれませんが、死亡率の低い日本においてどれくらいの人がリスクのあるワクチンを接種するかは未知数です。

こうなると恐らくもう1年~最悪2年くらいはコロナ禍が続くと悲観的に予測しておくべきかもしれません。特効薬などの開発などに期待したいところですが…

とはいえ、我々としては座して死を待つ訳には参りません。弊社でも、社内でドン引きされるくらいもがきまくりました。空振り三振もありましたが、それなりにうまく行ったこともあります。見逃し三振だけはごめんだと言い聞かせてきました。

東京商工リサーチさんの面白いデータがあります。上場企業のうち、このコロナ禍で上方修正を発表した企業が実は5%弱存在します。(下方修正は全体の約3割)その要因はもちろん、巣ごもり消費、内食需要増加、衛生商品の売上増加など、容易に想像できる理由も多いのですが、ダントツの一番の要因は経費削減です。

いち早く無駄な経費を削り対応した企業が上方修正したという事実も見逃せません。弊社でも出張に伴う宿泊費・交通費や接待交際費などは限りなくゼロになりましたし、社内の忙しい部門へ、暇な部門から応援を出すなどで残業も大幅に削減できました。RPAで人手から自動化できた業務も複数ございます。

攻めの面ではニーズの高い、巣ごもり、内食需要をお客様にしっかり捉えて頂いて、そこで発生する包装資材を取り扱いさせて頂く、あるいは元々販売していた衛生用品をしっかり拡販するなどでマイナスをカバーするしかないと思っています。食品ECの九州お取り寄せ本舗では少し無理をしてでもお客様の食品がもっと売れるように今期努力を加速します。

さらに今年からは食品の開発やOEMのビジネスマッチングを本格的にお手伝いさせて頂こうと鋭意準備中でございます。何れの取組みにも外部のプロにもジョインしてもらっています。

甚だ微力ですが、お客様の売上増にBtoC、BtoBの両面でお役に立てるよう頑張って参る所存です。ご協力、ご指導の程、お願い申し上げます。

さて、今年は丑年(うしどし)。十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支から成る六十干支では38番目の「辛丑(かのとうし)」に当たります。

丑は「強く持つ」「結ぶ」「養う」などの意味があるのだそうです。また、何か事を始めんとする字義があるとも言われています。一方、「しん」とも読む辛は「つらい」という意があります。字形として、「辛」は同音の「新」につながり、「新しい」「新たにする」という意も含んでいます。つまり辛と丑の組み合わせの今年は、つらい状況でも皆で手を結び新たに事を始める年と言えそうです。

世界を揺るがす未曾有の事態ですが、お客様としっかりと手を結び、前向きに新しい事を始めることで、状況を打開、好転させられるような一年にしたいと存じます。何なりとお気軽にお声掛けください。

末筆ながら、皆様とご家族の今年一年のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げます。

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